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2011.09.12 (Mon)

医療について

今、手元に京都の写真が無いので、ちょっと違った話題


最近の新聞投稿欄で、こんな記事を読みました。

母親から、もしもの時「延命治療は絶対にいらない」と
言われていたのです。しかし、ある時その判断を医者から
問われたとき、「延命治療はもういらない」とは言えなかった。

結果、母親はチューブに繋がれた状態で1年以上生きました。
16年経った今でも、母親に申し訳ないと後悔しています。

その反省から、同じことを私は孫に託しました。
孫なら言えるかもしれないと・・・



こんな内容の記事でした。



身近では、僕が勤めていた会社の先輩が、母親からきちんと文書で
延命治療をしないように書いた物を預かってたようです。

それが必要なときに、先輩は「俺、その紙よう出さんかったんや」
結局、母親は胃ろうをして、チューブに繋がれて家に帰ったそうです。
奥さんに自分の母親を面倒見てもらって、会社へ行ってましたが
飲みに誘われても、奥さんから「自分だけ、ええわな」って言われる
ので、行けないと言ってました。

僕が会社を辞める前年の春、職場異動になった先輩は、それから出社せず
欠勤状態になり、聞いても「さあ~」と言われるだけの存在になって
僕も会社を退職したので、その後どうなったか分かりません



僕自身も、母親の体調が悪いので病院へ連れていき、急遽入院となった翌日
心臓停止・・・電気ショックをかけたようです。
病院から晩に連絡があって、医者から延命治療の判断を要求されました。

「良くなる可能性はあるのでしょうか?」僕が聞くと
医者は「元に戻るかもしれません」と言いました。

そんな状況で、治療はもういいとはなかなか言えません
僕も、その場ははっきりせず「宜しくお願いします」と言って帰りました。
翌日、母親は日ごろ怯えてるようなところもあったので、延命治療はしない
で欲しいと伝えました。

もう年ですし、心臓がかなり悪い状態だと医者が言ってましたので
「人口呼吸器を入れて、良くなるなんて無いでしょ」と言うと
医者は「治るかもしれません」とまた言い
正直、グラッときましたが、変えませんでした。

その後の経過は、ブログで書いたように坂を転げ落ちるように悪くなっていきました。


それから1年ちょっとで亡くなりましたが、生きたことで誰が喜んだのしょうか
本人は恐怖と薬で、意識はおかしくなり、苦痛の連続
僕達も生活が一変しました。

だらか、本人を含め誰か一人でも喜んだならば、意義があったと思います。
生きるとは、誰かに喜びの影響を与える事じゃないでしょうか

自分で何かをして楽しんだり、喜んでもらったらり
笑顔で挨拶し、誰かにいい気分になってもらう事でも十分だと思うのです。

介護してくれる人に、少しでも感謝の念が伝われば、それでいい
亡くなる前に、「お世話になったねぇ」と言ってくれればいいと
それも無く、死が、ただ苦痛から開放ではなんとも

我が母親の国からの出費は1年ちょっとで1000万円は下らないでしょう
4回も入院しましたし、その後の通院や訪問介護、介護施設
1割負担で、上限もありましたから

病院は病院で、救急病棟で、意識朦朧として全く動けないのに
「あなたのお母さんより、重大な患者さんがいっぱいいる 帰ってほしい」
病院でも困り者でした。 
医者としても、次々運ばれて来る患者の対応で手が一杯   



今度は、いずれ自分の番がやってきます。
子供達にその判断をさせるのは、可愛そうですし
もし、意見が分かれたらそれこそ、不幸です。


これを読んだ息子達は、きっとその時、正しく伝えてくれるでしょう(笑)




自分が希望する、治療限界を明確にするシステムは無いのでしょうか
例えば、健康保険証が家族単位から、個人単位に変わってきましたので
その健康保険証に記録するなんて、と思うのですが


僕も、奥さんも絶対に延命治療はして欲しくない。
でも、口でいってもダメなのです。
メモでもだめ、 パソコンやワープロもダメなのです。

きちっと作製するのは大変なんです。


この、本人が希望する範囲での治療になれば
膨大に増える医療費も抑えられるでしょうし、病院も
希望のある、本当に困った人に集中して治療できるのではないか
と思うのです。

ただ、システムは意思の変更が出来るようにもしなくてはいけません。
年齢や環境によって、希望がかわるかもしれないですから


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テーマ : ひとりごと ジャンル : 日記

14:12  |  ご挨拶&つぶやき  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)  |  編集  |  Top↑

*Comment

■・・・・・・

うーむ。
考えれば考えるほど、難しくなりますね。
医療の問題、特に老人医療については。

私も、もう人ごとではない年齢になってきています。
そうなると延命のことはもちろん、葬儀、墓地のことも、残される人に迷惑がかからないように今から考えておかなければなりません。

ところが、おっしゃるように医療制度は、医療政策によってコロコロと変わってしまいます。介護の例でいうと介護度の査定がとても厳しくなったり、介護保険の内容が利用者にとって不利になったりと、その時々の政権党の都合で変更されてきたように、これからもどんなに悪劣な法改正が行われるか知れたものではありません。まして世界一の長寿国という、本当は喜ばしいことなのに弱体化した日本では、ますます老人医療の首を絞めにかかることは必至でしょう。
こういう今だからこそ、少しでもかゆいところに手が届くような行政、それはやはり道州制しかないと思います。私の年齢にとってはもう遅いかもしれませんが・・・。
そうでなければ、海外で死ぬしかないのでは・・・。
それも侘びしい話です。
大きな独立自治体作りに努力しましょう。
それしか救いはありません。
関西の首長はもちろんメタボ会長です!!
NANTEI |  2011.09.12(月) 17:12 |  URL |  【コメント編集】

■NANTEIさん

まさに生きるも死ぬも、大変な時代ですね
何とか、どんな事があっても、NANTEIさんらしく
僕らしく最後まで生きていきたいですね

道州制ですか、まだ僕は理解不十分ですが
橋元知事とタッグを組みますか

お前誰や?・・・・が関の山か・・・あははは
メタボ夫婦 |  2011.09.12(月) 20:07 |  URL |  【コメント編集】

■うーん

正直その時にならなわからんけど今の俺では止めてくれとは言えん様な気がする。
その一言で父ちゃん母ちゃんの命が終わるって考えたら恐ろしくて言えんかも。
まぁわからん。あっさり止めてって言うかもしれんけどなw

なんとなく会いたくなったのでまたご飯食べに行くわ~
息子2号 |  2011.09.13(火) 10:04 |  URL |  【コメント編集】

■息子2号へ

君は家族を守ることが一番
父ちゃん、母ちゃんは状況に応じてやけど
出来るだけ、明確に意思表示はしておこうと思ってる

まだ、元気でちょっとした病気やのに
 治療はもういいって言うたらあかんで(笑)

で、何食べたいんや
メタボ夫婦 |  2011.09.13(火) 11:13 |  URL |  【コメント編集】

■私は言います

身につまされます
兄の時は姪のことを考えて言えなかったですが、一度体験すれば言えます
延命治療は結構ですと、自然死を穏やかに迎える治療(痛みがある場合痛みを抑える治療)を御願いしますと・・・・・・

私本人は子供達に言い聞かせてはいますが、書き物でも書いておきます
言い出しにくかったら、これを医師に見せろってことで
EGUTI YOUSUKE |  2011.09.13(火) 14:19 |  URL |  【コメント編集】

■EGUTI YOUSUKE さん

今の医学と法律と倫理観をきちっと
整理しないといけないと思いますね。

若い将来のある人には、高度な医学は必要ですが
ある程度、歳を取ると人間の尊厳を考えなければ
いけいと思うのです。
無理やりに生かされるのは、嫌ですよね

そうそう、書いた物を残す事が必要ですし
それを第三者に委ねる事も必要かなと思います。
メタボ夫婦 |  2011.09.14(水) 10:07 |  URL |  【コメント編集】

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